今更ですが、このブログでは、固有名詞を現地語(この場合は英語)表記にしています。
片仮名表記にした場合、「一般的な片仮名表記」にしないと、検索に引っ掛からない事もありますし、そもそも「一般的な片仮名表記」が現地の発音に近いとは限らないからです。英語表記にしておけば、英語のサイトで必ずヒットしますし、日本語サイトでも少なくとも「一般的でない片仮名表記」よりもヒットすると思います。やはり固有名詞は、出来るだけ現地語の発音で覚えた方が役に立つと思います。例えば、中国人の名前をつい漢字や日本語発音で覚えてしまいがちですが、そうすると英文中にある中国人の名前が、誰なのかさっぱり分からなくて苦労します。(この場合、現地語表記は漢字なので、ちょっと条件は違いますが)
WOMADの提唱者である、Peter Gabrielは通常片仮名では「ピーター・ガブリエル」ですが、どちらかと言うと「ゲイブリエル」の方が現地語の発音に近いと思います。どう聞いても「ガブリエル」ではないですよね。そんな事もあって、このブログでは固有名詞を英語表記で統一しました。
2015年6月26日金曜日
2015年6月25日木曜日
WOMADへの道
チケットは確保できた。では、会場のCharlton Parkまでは、どうやって行くのか?
僕の場合、東京から出発するのだが、東京からLondonまでの10,010kmはただ飛行機に乗っていれば良いので簡単だ。成田と羽田を合わせれば、直行便だけで週33便出ている。
問題は、Heathrow空港からCharlton Parkまでの130kmだ。
とりあえず、google map で検索してみるとHeathrow空港から一旦London市街まで出てそこからFirst Great Western と言うたぶん特急電車に乗り、Swindonという街で降りて、その後はバスを二本乗り継ぎ、最寄りのバス停から徒歩約20分という行程である。出発時刻によっても変わるが、どうも3時間から4時間掛かるようだ。随分と時間が掛かる、というのが最初の印象だった。まず考えたのが、最後のバス「二路線乗り継ぎ」が何とかならないか。
とにかく僕の場合、早々とチケットを取り過ぎたので、WOMADのサイトも本当に情報量が少なく、分からないことだらけだった。今ではLondonからのバスや、最寄りの鉄道駅からのバスの情報も出ているが、当時はクルマでの行き方だけだった。
と言う訳で、鉄分ゼロで、クルマをこよなく愛している僕は、憧れのイギリスカントリーロードのドライブもできる、レンタカーを選んだ。右ハンドルだし。
僕の場合、東京から出発するのだが、東京からLondonまでの10,010kmはただ飛行機に乗っていれば良いので簡単だ。成田と羽田を合わせれば、直行便だけで週33便出ている。
問題は、Heathrow空港からCharlton Parkまでの130kmだ。
とりあえず、google map で検索してみるとHeathrow空港から一旦London市街まで出てそこからFirst Great Western と言うたぶん特急電車に乗り、Swindonという街で降りて、その後はバスを二本乗り継ぎ、最寄りのバス停から徒歩約20分という行程である。出発時刻によっても変わるが、どうも3時間から4時間掛かるようだ。随分と時間が掛かる、というのが最初の印象だった。まず考えたのが、最後のバス「二路線乗り継ぎ」が何とかならないか。
とにかく僕の場合、早々とチケットを取り過ぎたので、WOMADのサイトも本当に情報量が少なく、分からないことだらけだった。今ではLondonからのバスや、最寄りの鉄道駅からのバスの情報も出ているが、当時はクルマでの行き方だけだった。
と言う訳で、鉄分ゼロで、クルマをこよなく愛している僕は、憧れのイギリスカントリーロードのドライブもできる、レンタカーを選んだ。右ハンドルだし。
2015年6月21日日曜日
チケットを買う。③
Reading Box Officeのサイトで、購入ボタンを押すと、「購入ありがとうございます」の類のページが現れた。もちろんすべて英語なので、悩みながら読んでいるとどうも、「購入頂いたチケットは、いつでも、当店にお越し頂いた時にお渡しできます。」みたいな事が書いてある。
このReadingBox Officeは、Reading Arts and Venuesというホールに付属しているチケット販売店のようで、主にこのホールで催される演目のチケットを販売しているようだ。それにしても、ReadingはLondonともWOMADが行われるCharlton Parkとも違う場所で、そんな所までわざわざチケットを取りに行くわけにはいかない。まあ、きっと郵送してくれるよ、と思い込もうとしていたが、内心はらはらして、日々過ごしていた。
そんなある日、購入ボタンを押してから3週間ほどたった1月の下旬、何の前触れもなくイギリスからチケットが届いた。「そんなの、当たり前じゃない」と思っても、チケットを手にした時は、飛び上がらんばかりにうれしかった。良かった。
後日、コンサートに行くためにイギリスに幾度も行っている友人から聞いたのだが、ネットでチケットを買い、コンサート会場に留め置いてもらう、というのが彼の一般的なスタイルだそうで、彼の地では会場で受け取る、というのもよくある事だそうだ。
このReadingBox Officeは、Reading Arts and Venuesというホールに付属しているチケット販売店のようで、主にこのホールで催される演目のチケットを販売しているようだ。それにしても、ReadingはLondonともWOMADが行われるCharlton Parkとも違う場所で、そんな所までわざわざチケットを取りに行くわけにはいかない。まあ、きっと郵送してくれるよ、と思い込もうとしていたが、内心はらはらして、日々過ごしていた。
そんなある日、購入ボタンを押してから3週間ほどたった1月の下旬、何の前触れもなくイギリスからチケットが届いた。「そんなの、当たり前じゃない」と思っても、チケットを手にした時は、飛び上がらんばかりにうれしかった。良かった。
| チケットを入手するにも一喜一憂 |
チケットを買う。②
WOMADのサイトを見ると、テントのレンタルがある。日本からテント道具一式を持ち込むのは困難なので、野宿がいやならテントを借りるしかない。2人用とはいえ、かなり大きく立派なようだが、この辺のサイズ感覚も、日本とは違うのかもしれない。「Nook for 2」というテントをオーダーする。テント代が£155、チケットが一人£135、それに手数料として£12.5。現在£1はだいたい195円なので、3日間通しのチケットが26,325円、テント代が30,225円となる。奇遇にも、WOMADの開催日時は、フジロックフェスティバルとまったく同じ期間になる。これも何かの縁なので、料金を比べてみるとフジロックでは3日間の通しチケットが39,800円。テントのレンタルは無く、テントサイトの使用料として3,000円。さらにWOMADでは込みになっている駐車場代が3,000円。ちなみにWOMADではテントサイトの使用料もチケット代に込みとなっている。こうして見てみると、円安・ポンド高の現状でも、決して高くはないように見える。(しかし、フジロックと比べると、出演者のギャラが全く違うようにも思えるが)
とにかく、「早割」に間に合うように、僕はチケットをオーダーしたのだった。1月5日の深夜、日付が変わった頃だった。
とにかく、「早割」に間に合うように、僕はチケットをオーダーしたのだった。1月5日の深夜、日付が変わった頃だった。
2015年6月18日木曜日
チケットを買う。 ①
今でこそ、WOMADのチケットを発売しているReading Box Office のサイトに行くと、一日券なども販売しているが、1月初旬の段階では通し券しかなく、ライブの観覧券に関しては、選択の余地がなかった。ただ、悩んだのは、どこに泊まるか、だった。
その前にまずは、会場の説明をしないと。
WOMADはもちろん、イギリスにさえ行った事がない僕は、土地勘がまったく無い。それでも会場のCharlton Parkと言うところが、Londonから通えるような所では無い事は分かった。何しろLondonから130kmほど西にある。近くに僕が知っているような都市もない。後で知ったのだが、Cotswoldsという風光明媚な所にあるようだ。もちろん近くに鉄道の駅もない。ちょっと宿を検索してみたが、歩いて行けるような所には、ヒットしない。WOMADのサイトでは、キャンプの話しがたくさん載っていて、しかも会場のCharlton Parkへの行き方も、クルマを前提に書いてあって、多分「クルマにキャンプ道具を積み込んで、3日間テント暮らし」と言うのが、最も一般的な参加者のスタイルなんだと思う。でもこれは、国外から参加する人には、ハードルが高い。僕も日本では「テントを持ってオートキャンプ」をした事があるが、キャンプ道具一式を日本から持って行くのは、厳しいと思った。仮に持って行ったとして、WOMADの間は良いとしても、その後にLondonも見て回りたいし、普通の観光もしたい。そうなるとキャンプ道具は邪魔だ。キャンプで使う「コンロ」も「ランタン」も、ガスのカートリッジを使うけれど、これが飛行機では、機内持ち込み、預け、ともに不可である。最近の飛行機は、包丁はもちろん、カッターやハサミにも厳しい。
難しいが、適当な宿が見つからない以上、キャンプを前提に考えることにする。
その前にまずは、会場の説明をしないと。
WOMADはもちろん、イギリスにさえ行った事がない僕は、土地勘がまったく無い。それでも会場のCharlton Parkと言うところが、Londonから通えるような所では無い事は分かった。何しろLondonから130kmほど西にある。近くに僕が知っているような都市もない。後で知ったのだが、Cotswoldsという風光明媚な所にあるようだ。もちろん近くに鉄道の駅もない。ちょっと宿を検索してみたが、歩いて行けるような所には、ヒットしない。WOMADのサイトでは、キャンプの話しがたくさん載っていて、しかも会場のCharlton Parkへの行き方も、クルマを前提に書いてあって、多分「クルマにキャンプ道具を積み込んで、3日間テント暮らし」と言うのが、最も一般的な参加者のスタイルなんだと思う。でもこれは、国外から参加する人には、ハードルが高い。僕も日本では「テントを持ってオートキャンプ」をした事があるが、キャンプ道具一式を日本から持って行くのは、厳しいと思った。仮に持って行ったとして、WOMADの間は良いとしても、その後にLondonも見て回りたいし、普通の観光もしたい。そうなるとキャンプ道具は邪魔だ。キャンプで使う「コンロ」も「ランタン」も、ガスのカートリッジを使うけれど、これが飛行機では、機内持ち込み、預け、ともに不可である。最近の飛行機は、包丁はもちろん、カッターやハサミにも厳しい。
難しいが、適当な宿が見つからない以上、キャンプを前提に考えることにする。
2015年6月16日火曜日
そうだ、WOMADにでも、行くか。
2015年の正月休み。
僕は、会社の休暇制度を思い出した。
50歳になって迎えた1月から12月の間に、一週間通しで休みが貰える「リフレッシュ休暇」という制度だ。たぶん、多くの会社に似た仕組みがあると思う。幾らか補助金も出ると聞いている。僕にとっては、今年(2015年)が、その年だった。
そこで、なんとなくWOMADのサイトを見に行った。
1月の3日か4日だったと思う。まだ、情報はとても少なくて、何しろ出演者が白紙状態。場所(Charlton Park)と日時(7月24日から26日)くらいが決まっていて、あとは大した事が書いていない。ところが、チケットだけは発売されていて、リンクを辿ると、Readingにあるチケットビューローにたどり着いた。
当然ながら、僕の苦手な英語でぜんぶ書いてあるので、時間を掛けて読んだ結果、1月8日までに買うと、通常£165の通し券が、"Early Bird Ticket"と言う名前で、£135で買えると言う。£30と言えば、5,000円以上。「なるほど、早鳥=早取り、か。」と妙に納得し、そこから数日の間悩んだ。
航空券の値段を調べ、ロンドンのホテル事情やら、会場までの行き方など、調べられることは、調べた。でも一番分からないのが、WOMAD自体の情報で、出演者はもちろん、ステージがいくつあって、どんなタイムスケジュールで、など、何にも分からない。多分、混乱を避けるためだとは思うのだが、昨年のサイトはクローズしたらしく、探しても見つからないので、昨年の様子も分からない。
でも、そうやって調べているうちに、気持ちはすっかり行く気になってしまいました。
僕は、会社の休暇制度を思い出した。
50歳になって迎えた1月から12月の間に、一週間通しで休みが貰える「リフレッシュ休暇」という制度だ。たぶん、多くの会社に似た仕組みがあると思う。幾らか補助金も出ると聞いている。僕にとっては、今年(2015年)が、その年だった。
そこで、なんとなくWOMADのサイトを見に行った。
1月の3日か4日だったと思う。まだ、情報はとても少なくて、何しろ出演者が白紙状態。場所(Charlton Park)と日時(7月24日から26日)くらいが決まっていて、あとは大した事が書いていない。ところが、チケットだけは発売されていて、リンクを辿ると、Readingにあるチケットビューローにたどり着いた。
当然ながら、僕の苦手な英語でぜんぶ書いてあるので、時間を掛けて読んだ結果、1月8日までに買うと、通常£165の通し券が、"Early Bird Ticket"と言う名前で、£135で買えると言う。£30と言えば、5,000円以上。「なるほど、早鳥=早取り、か。」と妙に納得し、そこから数日の間悩んだ。
航空券の値段を調べ、ロンドンのホテル事情やら、会場までの行き方など、調べられることは、調べた。でも一番分からないのが、WOMAD自体の情報で、出演者はもちろん、ステージがいくつあって、どんなタイムスケジュールで、など、何にも分からない。多分、混乱を避けるためだとは思うのだが、昨年のサイトはクローズしたらしく、探しても見つからないので、昨年の様子も分からない。
でも、そうやって調べているうちに、気持ちはすっかり行く気になってしまいました。
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| これは、1996年にVeniceで行われたライブレコーディング版です。 |
2015年6月15日月曜日
WOMADとは?
かつてGenesisの一員だった、Peter Gabrielが提唱して1982年から始まった、イギリスの国際的な音楽フェスティバル。毎年、数十カ国から、数百人の音楽家が集まり、3日間に渡って繰り広げられる。音楽だけでなく、各国の食べ物など、物販も充実している。(という話し。現時点で僕は、まだ行ったことがない)。イギリスだけではなく、ニュージーランドや、ロシアなど、各国で開催するのも特徴の一つ。かつては日本でも開催された。1991年からの数年間は、WOMAD YOKOHAMAとして、まだ開発途中のみなとみらい21を会場に、繰り広げられた。僕も2回ほど行きました。ちなみに、World of Music, Arts and Danceの略で、WOMADです。
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| 当時、WOMAD YOKOHAMAで買ったTシャツ |
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| WOMADライオンが見えます |
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